お風呂のドアには3つの種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、私は引き戸をおすすめします。
私の職場には宿泊施設があり、お風呂場も複数あります。
そしてTOTOで扱われている3つ全てのタイプのドアが導入されています。
全てのタイプのドアを体験した結果我が家のお風呂のドアは引き戸にしました。
この記事では3つのタイプのメリット・デメリットについてわかります。
お風呂のドアのタイプで悩んでいるあなたにおすすめの記事です。
TOTOのお風呂のドアの種類
引き戸:1枚の扉を横にスライドするタイプです。
折れ戸:動作は引き戸と同じですが、扉を中央で折り曲げて開くタイプです。
開き戸:1枚の扉を押して(引いて)開くタイプです。
ドアは引き戸が正解
引き戸のメリット
スペースを確保できる
ドア1枚がスライドするスペースだけあればいいので、ドアの周りに物を置くスペースが確保できます。
壊れにくい
バネや丁番などの稼働する部品を使っておらず、シンプルな造りなので壊れにくいです。
メンテナンスが楽
他のドアに比べて部品が少ない為不具合の起きた時の調整も楽です。
子供でもやりやすい
取っ手が縦長で下の部分が大人の腰より低い位置にあるので、子供でも簡単に開閉できます。
我が家の3歳の子も自分で開閉しています。
引き戸のデメリット
突っ張り棒が使えない
戸がスライドする為、開いたときに移動する側の壁に突っ張り棒を設置することができません。
外に出られなくなる可能性がある
引き戸を閉じた状態で棒や物がスライドするスペースに入ってしまうと、ドアが開けられなくなってしまいます。
1人の時に起きたら最悪ですね。
もしこうなってしまったらドアごと外してしまうしかありません。
スライドするスペースに入りそうな物は近くに置かないようにしましょう。
他のドアのデメリット
折れ戸
勝手に開くようになる
数年使っていると折れ戸の真ん中の下にラッチというロックする部分があるのですが使っていると緩くなって、閉めても換気扇などの気圧で少し開いてしまうようになります。
手で押さえてロックしてしまえば一応閉まりますが、いちいちやるのは面倒ですよね。
これを直すにはドライバーを使って自分でラッチの出る長さを調節する必要があります。
スペースが無くなる
開き戸ほどではないですが、折れ戸が開く分のスペースが必要になります。
開く部分には物を置くことができません。
開き戸
スペースが無くなる
開き戸が開く分のスペースが欲しくなります。
扉の幅を半径として90度分の面積に物が置けなくなります。
もし先に誰か入っていて、次の人が入ろうとしても中の人が避けないと入れないでしょう。
中で倒れた時に入れない
お風呂場で何かあって倒れてしまった場合、扉付近で倒れてしまうと外から開けられなくなってしまいます。(基本的にお風呂の扉は内側に開く構造になっています。)
高齢の方がいる場合は注意が必要です。
まとめ
以上を踏まえてそれぞれのドアにおすすめの人を考えてみました。
引き戸がおすすめな人
・突っ張り棒を使う予定の無い人
・子供がいる人
折れ戸がおすすめの人
・ドアの調整が自分でできる人
・小さい子がいない人
開き戸がおすすめの人
・高齢者がいない人
・浴室に物があまりない人
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