お風呂のメーカーを決める際TOTOの「ほっカラリ床」が気になっている人は多いと思います。
しかし、カビが発生しやすいとか、床が浮いてくるとか、デメリットを発信する人が多く不安になりますよね。
あなたも導入に迷っていませんか?
我が家はTOTOのサザナにして「ほっカラリ床」を2年間以上使用しています。
結論から言うと上記のようなデメリットは我が家では発生せず「ほっカラリ床」おすすめです。
我が家は「ほっカラリ床」にして大正解だと思っています。
ネットでは色々なメリットやデメリットが紹介されていますが、「確かに」と思う所や「それは違うのでは?」と思うところもあるので3年間使った私の感想を紹介します。
ほっカラリ床とは?
「ほっカラリ床」とはTOTOのお風呂に使われている床の商品名です。
・足を踏み入れた瞬間から「ほっ」とする、冬場でもヒヤッとしない暖かさ
・親水効果により「カラリ」と乾く
・クッションで柔らかい
という3つの特性が強みで人気の商品です。
実際に2年間以上使ってみた感想
ほっカラリ床のメリット
柔らかい
床の内側にクッション層があるので床が柔らかいです。
例えて言うなら畳のような感じ!
柔らかいので膝をついても全然痛くありません。
子供用のお風呂マットの様な物も必要ありません。
子供も床に直に座り込んで洗ったりしています。
冷たくない
床がW断熱構造になってい冷たくありません。
さすがに冬場は暖かいとまでは言いませんが、冷たくありません。
以前の家では冬場にお風呂場に足を踏み入れるのに勇気がいりましたが、今は何の躊躇もなく冬場のお風呂場に入れます。
すぐ乾く
床全体に水を流して実験してみました。
条件:8月 曇り 外気温30℃ 換気扇「入」 窓・扉「閉」
床の全てが完全に乾くというわけではありませんが、数時間で踏む場所を選べば靴下でも入れるくらいまで乾きます。
完全に乾くには半日くらいかかりそうです。
滑りにくい
床が柔らかくツルツルしていないので滑りにくいです。
前の家では良く滑っていましたが、今は子供がはしゃいでも転ぶ心配が無いので安心です。
ほっカラリ床のデメリット!よく言われているデメリットは本当か?
水はけが悪い?
床にある水が溝を伝ってジワーッと流れていきます。
決して流れが速いとは言えないと思います。
お風呂使用後は数時間は所々に小さな水溜まりができていますが、少しずつ流れていきます。
人によっては遅いと感じるかもしれませんが、私は水はけが悪いとは思いません。
水が溜まるのは計算済み
「ほっカラリ床」は撥水ではなく親水です。
そもそもTOTOも商品紹介で「翌朝にはカラリと乾く」と言っているのでそれなりに時間が掛かるのは計算済みのようです。
商品名に「カラリ」と書いてあるので過度に期待してしまっている人が水はけが悪いと感じているのかもしれません。
溝に水が溜まりカビや汚れが発生する?
我が家は2年以上使っていますが現在カビや汚れが「ほっカラリ床」の溝にできたことはありません。
「ほっカラリ床」の溝にと書いたのは「ほっカラリ床」ではないコーキングや排水溝の中には黒カビや汚れがあるからです。
しかし、これはどのメーカーのお風呂場にもある部分なので「ほっカラリ床」が悪いという事ではないでしょう。
我が家は毎日掃除しているからキレイ
カビや汚れがヒドイという人のブログを拝見すると、床を掃除するのは数週間に1回という人が多くみられます。
我が家の場合浴槽や壁や床は毎日掃除しています。
元々そういう習慣だったので全然苦ではないのですが、それがいいのかもしれません。
と言っても我が家も床は軽くブラシで擦るくらいですが。
これくらいならみんなやってると思ったのですが、そうでもないのでしょうか?
要するにしっかり掃除すればちゃんとキレイという事です。
そもそも商品が違う
このブログで紹介している「ほっカラリ床」は「お掃除ラクラク ほっカラリ床」の事です。
これは2016年2月に発売された「ほっカラリ床」にはお掃除ラクラク機能が追加されました。
親水特殊処理を施す事によって、汚れと床面の間に水が潜り込んで浮き上がらせ、従来より軽い力でキレイに汚れを取る事ができるようになっているそうです。
つまり2016年2月以前の商品を使っている家庭はこの親水特殊処理がされていないため汚れが落ちにくいのかもしれません。
床が浮く?
床が浮いてきてブヨブヨになるという事態が多くの家庭で起きているそうです。
これは床下部分の接着材の塗りムラが原因であったり、破れたコーキングから水が入ったのが原因だったりと施工の不具合が原因のようです。
お手入れ注意事項4選
入居時して数週間するとTOTOの方が来て使用方やメンテナンス方法を教えてくれます。
その際に教わった事を踏まえて我が家が注意しているお手入れ方法を4つ紹介します。
我が家は2年以上「ほっカラリ床」にカビや汚れが発生してないので参考にして見て下さい。
①ブラシは柔らかいものを使用する
硬いものだと細かい傷がついてそこに汚れやカビの菌が入ってしまうからです。
我が家では柔らかめのお風呂用ブラシで洗剤を使って優しくゴシゴシしています。
②換気扇を回す
「ほっカラリ床」は親水です。
水の流れはこうです↓
1.水が溝に沿ってジワーッと広がる
2.溝に入った水は大部分が排水溝に向かって流れる
3.表面や溝に残った水は自然乾燥する
つまり最後に残った水は自然乾燥なんです。
湿度の高いお風呂場では中々乾燥できずに水が残り、カビや汚れの原因になってしまいます。
換気扇を回して浴室を乾燥させることが大事です。
③換気扇は窓を閉めて回す
換気扇を回す際に窓を開けていた方が早く乾く気がしますが、それは間違いみたいです。
換気扇を回す際は窓を閉めて回した方が空気の流れが一定になり早く乾くそうです。
我が家も最初は換気扇を窓を開けて回していましたが、TOTOの方に教えてもらってドアや窓を閉めるようにしました。
④イスは足が平らなものを使う
風呂場で使用するイスは足がなるべく平らで尖ってないものがいいです。
理由は床を傷つけてしますからです。
傷ついたところにカビや汚れが溜まってしまいます。
イスを選ぶ時は足の設置面積が広いものを選びましょう。
他のメーカーの商品を見に行った感想
我が家が水回りを選ぶ時他のメーカーのショールームも見学に行きました。
他のメーカーの商品にも入りましたが(もちろんショールームなので靴下で)
やはり1歩目から違います!
TOTOがクッション性のある柔らかい踏み心地なのに比べて他のメーカーはプラスチックのような硬い踏み心地でした。
正直お風呂場はTOTO一択だなと思いました。
あなたの風呂場リフォームしてみては?
お風呂は1日の疲れを癒すリラックスの場です。
そんなお風呂場がカビや汚れだらけだったり、入るのに躊躇するような床や空間だったら嫌ですよね。
しかし、それはあなたのせいではありません。
今と昔ではそもそもお風呂場に使用されている素材が違うのです。
お風呂場はここ数年間で劇的に進化しています。
もしあなたの家のお風呂場が何年も前の物で、心からリラックスできないのなら、最新のお風呂場にリフォームしてすばらしい癒しの時間に変えてみてはどうでしょう?
まとめ
「ほっカラリ床」って色々デメリット聞くけど実際どうなの?
という疑問について、実際に2年以上使用している私がメリットとデメリットについて紹介しました。
メリット
→クッション性があり畳のような踏み心地。
・冷たくない
→暖かいというよりは、冷たくない。冬場でも躊躇なくお風呂場に踏み込める。
・すぐ乾く
→数時間で靴下で入れるほどに。完全に乾くには半日くらい必要。
・滑りにくい
→全然滑らない。子供がはしゃいでも安心。
デメリットは本当か?
そもそも溝に沿ってジワーッと流れていく設計の為、時間が掛かるのは計算済み。それでも数時間で靴下で入れるくらいに乾く。
・カビや汚れが発生しやすい?
ちゃんと掃除をすればそんなことない。
そもそも2016年に親水特殊処理を施したお掃除ラクラク機能が付いた「ほっカラリ床」が発売されました。
デメリットで挙げられていたカビや汚れは2016年以前の商品に対するものが大半だと考えられます。
当然掃除や換気を一切しないと、お掃除ラクラク機能がついた「ほっカラリ床」でもカビや汚れは発生すると思うのでお手入れはしっかり行いましょう。
我が家のお手入れで注意しているのはこの4つです。
②換気扇を回す
③換気扇を窓を閉めて回す
④イスは足が平らなものにする
我が家はこの方法でお手入れして「ほっカラリ床」に2年以上カビや汚れは発生していません。
1度発生すると取るが大変なのでこまめにお手入れしましょう。
他のメーカーのバスルームも見学しましたが、妻ともお風呂場はダントツでTOTO一択だねと即決でした。
それくらい違うのでまだショールームに行っていない人は是非行って見て下さい。
もしあなたが数年以上前のお風呂場を使っていて
・床が硬い
・床が滑りやすい
・床が汚い
など不満があるならリフォームも検討してみてもいいかもしれません。
2016年以降の「ほっカラリ床」以外を使っているなら全然違うと思いますよ。
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