住宅壁埋め込み型郵便ポストの選び方と注意点7つ

※当サイトのコンテンツには広告が含まれている場合があります。

ポスト

住宅の壁に郵便ポストを埋め込むと室内で郵便物が受け取れてとても便利です。

しかし、郵便ポストを選ぶ際は注意が必要です。

もし購入するものを間違えてしまうと取り付けれずに無駄になったり、取り付けれても住宅に不具合が起きたりと取り返しのつかないことになります

住宅の壁埋め込み型のポストの選び方や注意点についてまとめたので参考にしてください。

投稿口の幅をチェック

投稿口の広さは入れれる郵便物の大きさに直結します。

投函できないと持ち帰って再配達の手続きが必要になるので入れれる大きさは大きい方がいいです。

ただし、あまり大きすぎると投函された荷物を外側から取れてしまうので注意が必要です。

普通に売られている郵便ポストならその辺は考えて作られているので大丈夫だと思います。

最近の道に設置されている郵便ポストの投函口は290㎜×40㎜ですので、これを基準にしてみてもいいですね。

防犯上の為厚みは40㎜以上にはできないそうです。

容量をチェック

郵便物が完全に入るかどうかは容量によって変わります。

郵便物が全て入る大きさでないと郵便物が外に飛び出てしまいます

これでは雨の日は郵便物が濡れてしまいます。

また、投稿口が開きっぱなしになるので虫が入ってくる原因になります。

なるべく容量の大きいものがいいと思います。

主な会社の郵便物

各会社が出しているポストに投函されるタイプの規定サイズです。

宅急便コンパクト薄型専用ボックス 340㎜×248㎜×8㎜
宅急便コンパクト専用ボックス 250㎜×200㎜×50㎜
ネコポス  角形A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内、厚さ2.5cm以内
メール便 長辺:34cm以内、短辺:25cm以内、厚さ:3cm以内
飛脚メール便 長辺:40cm以内(23cm未満不可)
短辺:決まりなし(11.5cm未満不可)
厚さ:2cm以内全ての辺の長さが70㎝以内
レターパックプラス 340㎜×248㎜ 4kg以内
レターパックライト 340㎜×248㎜×30㎜
各社の規定サイズ

また、最近の道に設置されている赤いポストの投函口は290㎜×40㎜です。

日本郵政が設置推奨する郵便ポストの規格は「縦340㎜×横260㎜×厚さ35㎜の郵便物等が収納できること」とされています。

これらを見ると投函口は350㎜×40㎜、内容量は360㎜×300㎜×200㎜くらいあるといいと思います。

ちなみに我が家のポストはコチラ↓で投函口332㎜×37㎜、内容量350㎜×308㎜×190㎜でした。

A4の紙を挟んだ回覧板を縦に入れられると10㎝ほどポストから出てしまう感じです。

取り出し口をチェック

フタは上開きで色付きがおすすめ

フタの開き方は上開き、下開き、横開きと3種類あります。

それぞれ特徴がありますが、我が家の採用している上開きが使い勝手が良くおすすめです。

上開きの特徴

上開きの場合フタは自然と降りてくるので常に閉まっている状態になります。

子供に郵便物を取りに行ってもらっても開きっぱなしになる心配がありません。

その代わり、開きっぱなしにできないため取り出す時は片手でフタを持って中身を取り出す必要があります。

我が家は上開きですが、慣れてくれば片手でフタを上げて中身を取り出すことができます

下開きの特徴

下開きの場合フタをしっかり閉めないと勝手に開いてしまったり、郵便が入れられた拍子にフタが相手しまう可能性があります。

水平まで開いて止まるフタならフタを台のように使えますが、下まで開いてしまうものだと開けた瞬間に郵便物が落ちてしまったり、子供がフタに頭をぶつける可能性があります。

横開きの特徴

横開きの場合は開く方を玄関のドア側にしておかないと取り出すときに回り込まなければいけなくなるので注意が必要です。

フタを全て開かなくても中の物を取れるので狭い玄関の場合は取り出しやすいかもしれません。

内側のフタの色をチェック

取り出し口のフタの色が透明だと外から投函口を覗いたときに中の様子が見えてしまいます

取り出し口のフタの色は色付きの物を選びましょう。

完全に見えない物だとポストの中に郵便物が入っているか分からないので、半透明の物か一部が透明になっている物がいいと思います。

壁の厚さは大丈夫かチェック

壁の厚さより薄い郵便ポストは取付けできません。

取り出し口が家の中まで届かないからです。

外壁が厚い工務店やHMは要注意です。

壁の厚さよりも奥行きのあるポストを選びましょう

注意事項

「壁埋め込み用」だったり、「貫通タイプ」など色々言い方がありますが、気を付けたいのはこの文言が住宅壁ではなく門柱に対しての文言であることがあります。

埋め込み用と書いてあっても説明に「住宅壁への取付不可」と書いてある商品もあります。

ちゃんと「住宅壁取付可」等が書いてあったり、説明の画像で住宅の壁に取り付けられて室内側の写真がある商品なら安心です。

それらが無ければ購入しようとしている商品を工務店やHMに見せて取付可能かどうか確認しましょう。

また、工務店やHMによっては住宅の壁に取り付けできない所もあるかもしれないので事前に確認しておきましょう。

気密性をチェック

住宅の壁にを貫通しているためその部分には壁の断熱材が入っていないことになります。

せっかく高断熱な家でもポストの部分だけ外気温の影響をもろに受けてしまい、玄関の熱効率が落ちてしまいます。

熱効率が気になる場合は取り出し口の気密性を確保している商品もあるのでそういったものを選びましょう。

ただ、我が家のポストは特に気密性の高いものではありませんが、あまり気になったことはありません。

デザインをチェック

玄関は家の顔であり、郵便ポストはその一部です。

おしゃれな郵便ポストがあると玄関もおしゃれに見えます。

家に合ったタイプのデザインを選ぶといいでしょう。

ただ、住宅の壁に取り付けれるタイプの郵便ポストでおしゃれなものって少ないんですよね。

こちらの記事で私のおすすめを紹介しているので参考にして見て下さい。

まとめ

郵便ポストを選ぶ時にチェックすることは

・投函口の大きさ
 →道にあるポストの投函口の大きさ290㎜×40㎜を基準に選ぶ。
・容量の大きさ
 →宅配各社の規定サイズを参考に360㎜×300㎜×200㎜を基準に選ぶ。
・取り出し口
 →上開きがおすすめ。外から中が見えないように色付きのものを選ぶ。
・厚さ
 →壁よりも厚いものでないと取付けできない。購入前に工務店やHMに確認を。
・気密性
 →気になるなら気密性の高い取り出し口の物を選ぶ。
・デザイン
 →家の外観に合ったものを選ぶ。

特に注意が必要なのは取り付けれるかどうかです。

事前に工務店やHMに取り付け可能か商品を見せて聞いてから郵便ポストを購入しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました