【わかりやすい工務店の選び方】良い工務店を選ぶ流れと比較ポイント5選!私が失敗したこと4選

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工務店選び

工務店っていっぱいありすぎて何を基準に選んでいいかわからないですよね。

✔良い工務店を選ぶ流れを知りたい
✔自分にとって良い工務店とはどんな工務店かわからない
✔工務店の何を比較すればいいかわからない
✔工務店選びで失敗したくない

というあなたはぜひ読んで下さい。

私自身も10社以上の工務店と打ち合わせして、悩んで1つの工務店を選びました。

この経験が工務店選びを始める人や悩んでる人の参考になると思います。

良い工務店を選ぶ流れ

良い工務店とは人によって違います。

それは人によって家に求めるものが違うからです。

まずは、自分にとって良い工務店を選ぶための全体的な流れを解説します。

①最低ラインを決める

最初は譲れないもの、家に求めるものの最低ラインを決めます

地震に強い家がいいから耐震等級3は絶対。

外壁に塗壁が使いたいから施工できるところがいい。

年中快適な家がいいから高気密高断熱の家がいい。

などです。

抽象的でもいいですし、C値は0.6未満など具体的でもいいです。

②優先順位を決める

次に比較ポイント(比較ポイントは後述します)の優先順位を決めます。

全てが完璧な工務店があればいいですが、片方が良いともう片方があんまりという事がよくあります。

そうなった場合に何を優先するのかを決めておきます。

③リサーチ

ホームページやすでに家を建てた先輩に聞いて最低ラインを越えて、優先順位の高いものが優れている工務店を探します。

④訪問

ホームページや聞いた話ではわからないことを訪問して比較ポイント項目ごとにチェックします。

⑤優先順位と照らし合わせる

工務店を数社で迷ったら、自分の優先順位と照らし合わせて比較してみましょう。

色々見ていく中で価値観が変わっているかもしれないので最初に決めた優先順位と変わっていてもいいです。

⑥最後はフィーリング

最後は実際に見学や打ち合わせをしていって、その工務店が今後も信頼できるパートナーになると思えれば大丈夫です。

比較ポイント5つ

比較のポイントについては下記の5つです。

◇耐震性
◇間取り
◇デザイン・設備
◇耐久性
◇アフターサービス

耐震性

地震大国日本に住む以上地震に対する備えは必須です。

下記をチェックし耐震性の高い工務店を選びましょう。

✔基礎
→ベタ基礎

✔耐震等級

→3級(最高等級)

✔免震装置or制震装置
→できれば免震装置。制震装置でもok

✔構造計算
→標準で実施

✔柱の太さ
→4寸の方が安心だが3.5寸でもok

✔地盤調査、地盤補強
→調査は必ず実施、必要なら補強を

耐震の事を考えるなら全て揃っている所でないとおすすめできません。

間取り

せっかく注文住宅で自由に間取りを考えれるのなら、自分たち用にカスタマイズされた過ごしやすい間取りにしたいですよね。

そのためには、自分たちに合わせた間取りを考えてくれる工務店を選びましょう。

そんな工務店かどうかは、以下の点をチェックしましょう。

✔間取りは設計士と考える

✔何が欲しいかではなくどうしたいかを聞いてくる

✔打ち合わせする人が話やすい

✔自分たちと生活スタイルが似ている

デザイン・設備

家を建てるならやっぱりおしゃれな家がいいですよね。

おしゃれな家だと自分も満足できるし、友達にも自慢できます。

家の見た目は使える素材によって全然違います。

工務店を選ぶ際はどんな素材やメーカーが使えるかをチェックしましょう。

✔外壁
→候補例:塗壁、サイディング、ガルバリウム鋼板etc

✔内装壁材

→候補例:漆喰、珪藻土、壁紙etc

✔屋根
→候補例:スレート、ガルバリウム鋼板、瓦etc

✔水回りメーカー
→候補例:TOTO、リクシル、トクラス、タカラ、パナソニックetc

以上のような場所に何を使えるかをチェックして、自分好みの素材やメーカーが使える工務店にしましょう。

また、それらを組み合わせてプロデュースしてくれるデザイナーが在籍しているかもチェックしておきましょう。

耐久性

家を建てたはいいけど20年たったら住めなくなった!

なんてことにならないように、耐久性の良い家を建ててくれる工務店を選ぶ必要があります。

耐久性の良い工務店は以下の点をチェックしましょう。

✔長期優良住宅
→標準仕様で対象になっている

✔気密性能

→C値0.6未満

✔断熱性能
→Ua値0.6未満

✔換気計画
→換気のシミュレーションがされている

✔間取りの考え方
→ライフスタイルの変化も考えている

まずは長期優良住宅の基準を満たす家を建てれるかどうか。

住宅の大敵である結露を防ぐためには気密・断熱・換気の一つでも欠けてはいけません。

また、ライフスタイルの変化にも耐えられる間取りを考えてくれる工務店にしましょう。

アフターサービス

工務店との付き合いは建ててからがスタートです。

アフターサービスは建ててみないとわからないと思っていませんか?

事前にチェックしておくべきポイントがあります。

✔定期点検
→毎年定期点検があるか

✔長期保証
→10年以上の保証、構造躯体と雨漏り以外なら2~5年の保証

✔トラブル時の対応
→24時間365日対応

✔評判
→上記通り対応しているか

定期点検、長期保証、トラブル時の対応などはホームページに記載してあると思うのでチェックしましょう。

そして、その工務店で建てた人が近くにいたら(いなければネットの口コミでも)その内容通りか聞いてみましょう。

工務店選びで失敗したこと

選び方で失敗したと思う事と、決めた工務店でもう少しこうしてくれたら良かったのにと思ったところを紹介します。

いっぱい回りすぎて無駄に時間を使った

最初に述べたように私は10社以上の工務店と打ち合わせを行いました。

各社2回~5回の打ち合わせを行ったので相当な時間を使いました。

当時は私が平日休みで妻が育休中だったこともあり時間が取れたのでこれだけ回れました。

土日休みの人にこれだけの工務店と打ち合わせをするのは無理だと思います。

もちろん有益な情報を得ることもできたので全てが無駄とは思ってないですが、今思うと行かなくても良かったと思う工務店もあります。

最初から優先順位を決めておいて見るポイントを絞っておけば効率よく回れたと思います。

カラーのパースを出してなかった

私の選んだ工務店はカラーのパース(建物の内観を立体的な絵にしたもの)を出さない工務店でした。

設計図のみで打ち合わせをしていたので、イメージしづらいところがあり、完成したときに思ってたのと違うぞ?という所がありました。
カラーのパースを出してもらえるか確認しておけば良かったです。

建築家の選択肢があまりなかった

建築家と直接打ち合わせできる工務店でしたが、在籍している建築家が少なく選択肢がありませんでした。

相手は独身で生活スタイルが違ったのでこちらの考えを伝えるのに苦労しました。

やはり生活スタイルが近いが相手の方が話が伝わりやすいです。

住宅情報カウンターを使えば良かった

工務店を選ぶ際情報はフリーペーパーかネットで検索して、自分で調べていました。

一度住宅情報カウンターへ行って自分の条件に合った工務店を探しても良かったと思います。

しかも登録すれば色々な特典を受けれたので、登録しておけば良かったです。

まとめ

自分にとって良い工務店を選ぶにはまず最低ラインと優先順位を決めます。

その条件に合う工務店をリサーチして実際に訪問し比較ポイントを確認しましょう。(リサーチには住宅情報カウンターを利用するのもおすすめです。)

その際に比較するポイントは◇耐震性◇間取り◇デザイン◇設備・耐久性◇アフターサービスの5つです。

最後の決め手は相手を信頼できるかどうかです。

以上のような流れで良い工務店を選んで下さい。

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