せっかく注文住宅を建てるのだから間取りにはこだわりたいですよね?
しかし、どんな工務店が自分に合った間取りを提案してくれるのか分かりませんよね。
私は注文住宅を建てた時10社以上工務店を回って間取りを出してもらいました。
その中で、自分達に合った間取りを出してくれる工務店には法則があることに気付きました。
私が気付いた法則を紹介します。
自分たちに合った間取りを出してくれる工務店の法則
✔何が欲しいかではなく、どうしたいかを聞いてくる
✔打ち合わせる人が話しやすい
✔自分たちと生活スタイルが似ている
一つずつ説明します。
また、【良い工務店=○、普通の工務店=△、ダメな工務店=✕】という感じで、良くない工務店についても書いていきます。
間取りは設計士と考える
△設計士と自分の間に営業マンが入る
✕担当営業マンが作る
普通の工務店は担当営業マンと間取りの打ち合わせをすると、それを担当営業マンが設計士に見せて構造に問題ないか確認します。
問題があると修正されたものを次回の打ち合わせで見せられます。
それで良ければいいのですが、思いもよらない所に柱が必要だったり、少し間取りがズレたりして、再度考えるとまた設計士に見せないといけません。
要するに二度手間です。
設計士と直接話せれば、その場で考えた間取りが建築可能か分かります。
また、建築家のような人達は、採光や風の抜け方など素人ではわからない要素も考えて設計してくれます。
間に営業マンが入ると建築家のそうした意図を営業マンが伝えきれない可能性があります。
建築家と直接話せれば、採光や風の抜け方など素人ではわからないアドバイスを受けながら打ち合わせできるので納得のいく間取りができるのです。
何が欲しいかではなく、どうしたいかを聞いてくる
✕何畳の部屋が何部屋欲しいか聞いてくる
新しい家にあなたが欲しいのは部屋ですか?違いますよね?
家を建てることにより得られる理想の生活のはずです。
ダメな工務店は「子供部屋は何畳で何部屋欲しいか」「リビングは何部屋欲しいか」を聞いてきます。
そして、言われた通りの部屋をパズルのように組み立てるのです。
良い工務店は「子供はどこで過ごさせたいか」「家に帰ったら何をするか」などを聞いてきます。
子供をリビングで過ごさせたいなら、子供部屋を狭くし勉強やテレビはリビングに来るように仕向けます。
逆に自分の部屋で過ごさせたいなら部屋を広くし、友達を呼んでも狭くない広さにします。
家に帰ってまず手を洗うなら洗面所を玄関近くにし、まず服を脱ぐならクローゼットを玄関近くにします。
このようにどんな生活がしたいかによって間取りや、部屋の大きさは変わってくるのです。
私たちの理想の過ごし方を記入するヒアリングノートを使う工務店もありました。
打ち合わせる人が話しやすい
✕話しづらい、話を聞いていない・提案を押し付けてくる
打ち合わせの話やすさはとても重要です。
自分の想いを出し惜しみしてては理想の家は造れないからです。
こちらの想いをしっかりと理解し受け止めてくれる相手でないといけません。
また、聞いているだけではなく「それならこうしたらどうか?」など提案をしてくれる人がいいでしょう。
その提案も押し付けではなく、選択肢を並べて選ばせてくれる人がいいです。
自分たちと生活スタイルが似ている
✕自分たちとは全然違う生活スタイルの人が考える
生活スタイルが違うと話していて、なんか違うなと思うことがあります。
《実際の打ち合わせの内容》
独身の若い男性が担当だと
今流行っていても10年後古いと言われるかもしれません。
我が家ではリビング階段は寒くなるから却下。和室は将来親の寝室になる可能性もあるから静かなところに設置しました。
若い担当だと実用性ではなく流行りやおしゃれかどうかが提案基準になるようです。
一人暮らししている担当だと
一人暮らしだとハンガーを直接物干し竿に掛けるのでしょうか。
4人家族でそんなことできません。7連ハンガーやパラソルハンガーを駆使します。
そんな狭いスペースじゃ干せないです。
同じ「干す」でも生活スタイルが違うとこちらのイメージと異なってしまいます。。
共働きママさんが担当だと
さすがママさん!
「確かにッ!」と思うような提案をしてくれます。
私は玄関からすぐ脱衣所に行ける間取りにしました。
現在保育園で砂場遊びをして帰ってくるので毎日砂まみれ。
この意見は正解でした。
同じママさんですが、コレめちゃくちゃ押してきました。
話を聞くと、毎日布団を干していて寝室からベランダが遠くてしんどいらしいんです。
でも私の家は毎日布団干さないんですよね。だから別に遠くても大丈夫です。
こんな風に生活スタイルが違うと提案内容も違ってきます。
それを知らずに言われたことを取り入れてしまうと自分の生活スタイルでは不便になってしまいます。
まとめ
間取りは考える人によって全然違うものが出来てしまいます。
色々な提案を聞いて、自分の過ごしたい生活に合った間取りを作っていきましょう。
そのためにも、この法則を参考に自分に合った工務店を探してください。
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